マリッジブルーの原因とは?マリッジブルーを改善する方法
マリッジブルーとは、結婚直前に憂鬱な気分になりナーバスな状態になることを指す和製英語です。
結婚は人生を変える一大事のため、男女関係なくこのようなマリッジブルーに陥ることがあります。
今回は、マリッジブルーの原因と改善する方法について簡単に解説していきます。結婚を控えている方は、本記事をぜひ参考にしてみてください。
マリッジブルーの原因とは?
マリッジブルーになる原因は人それぞれです。
ここではよくある原因を7つご紹介していきます。
1 結婚相手と一生を添い遂げられるか不安
「病めるときも、健やかなるときも、一生一緒にいることを誓いますか?」と、チャペルの結婚式ではお決まりの文言があります。
ほとんどの人は、一生添い遂げようと決心の末に結婚をするでしょう。
実際は3組に1組のカップルが離婚する現状があるのですが、多くの人は、結婚前に離婚をする想像はしません。
そのため結婚前には、この人で果たしていいのだろうか?一生一緒にこの人といられるだろうか?と思い悩むことになります。
2 義理の家族とうまくやっていけるか心配
結婚はふたりだけの問題ではありません。家族との付き合いが発生します。
そのため、相手のことは好きだけど、相手の親族は好きになれない、というケースも多々あるのです。
さらに、結婚相手が自分ではなく、自分の親の味方をするような人の場合は、よりやっかいです。
義理の家族との関係悪化が後押しとなり離婚する夫婦も珍しくありませんから、義理の家族とうまくやっていけるかどうか懸念することは、ごく自然なことだと言えるでしょう。
3 家族と離れるのがさびしい
実家に住んでいた人が、結婚を機会にはじめて実家を離れる、という場合、家族と離れるのが寂しいと感じる人もいます。
親や兄弟、姉妹と仲の良い家族は多く、そこからいきなり離れるとなると精神的に孤独を感じてしまうのです。
家族同様に可愛がっていたペットとの別れがつらい、という方もいるそうです。
4 引っ越しなどで環境が変わったストレス
結婚前に引っ越しをし、環境が変わったことでストレスを感じ、結婚してしまうことに不安を感じる場合もあります。
知っている土地ならまだしも、結婚を機に遠方への赴任などがあり、新婚生活をいきなり見ず知らずの地で迎えることもあります。
友人も知り合いも居ない土地で過ごすのは、かなりストレスを感じ憂鬱になるのではないでしょうか。
5 家庭を持つことへのプレッシャー
家庭を持つということには責任がつきまといます。
新しく素敵な人に巡り合ったとしても、恋愛をすることもできませんし、配偶者が病気で働けなくなったら、自分が助けなくてはなりません。
プレッシャーを感じることは、ある意味当たり前なことだ、と言えるでしょう。
6 趣味や仕事を諦めた後悔
結婚相手が遠方に住んでいるため、仕事を退職せざるを得ない場合、本当に結婚にはその価値があったのか、と悩みます。
新婚家庭では手狭になってしまうなどの理由で、趣味もやめて収集品を処分した後も、結婚相手のためとはいえ、悲しい気持ちになるでしょう。
悩んだところで、もう退職や処分している場合取り返しがつきませんから、より落ち込んでしまうことがあるでしょう。
7 自由喪失への不安
一人暮らしが長い人の場合、誰かとの共同生活に対して不安を抱きがちです。
自分の自由な時間が失われる、ということは、一人暮らしが向いている人とっては辛いことなのです。
ひとりでだらだらしながらテレビを見ることができない生活になるなんて、考えただけで恐ろしい、という人は珍しくありません。
マリッジブルーを改善する方法とは?
次に、マリッジブルーを改善する方法についても確認しておきましょう。
パートナーに不安を打ち明ける
パートナーに不安を打ち明けてみましょう。パートナーも同じように不安を感じているかもしれません。
ふたりで不安を打ち消す策を考えましょう。ふたりで不安を乗り切ることができれば、ふたりの絆はより強固なものになるはずです。
親や友人に悩みを相談してみる
親や友人に悩みを相談してみましょう。不安に思っていることを話すだけですっきりするかもしれません。
過剰に愚痴ると、心配性な親御さんは顔を青くするかもしれませんので、あまり深刻に悩んでいるときはまずは友人が良いかもしれません。
気分転換を図る
気分転換に旅行にでかけたり、運動したり、趣味に没頭したりしましょう。
不安に感じるのは、考える時間がたくさんあり、結婚生活のことばかり考えすぎているからなのかもしれません。自分のパワーを分散させましょう。
広い部屋を選ぶ
引っ越しがまだならば、広い部屋を選びましょう。
一人暮らしが長かった人は、必ず、自分の個室のある部屋、個室が難しければ自分だけのものに囲まれるスペースを作りましょう。
結婚相手とはこれから家族になっていくもの。最初から距離が近すぎると諍いのもとです。
一生添い遂げることを目標にしない
マリッジブルーの本質はプレッシャーです。
結婚相手と一生添い遂げる、と考えるからプレッシャーになるのです。一生添い遂げるという壮大なことは目標とせず、結婚のあとは離婚する可能性もある、と考えましょう。
繰り返しになりますが、3組に1組は離婚するご時世です。結婚がゴールではありません。
生まれた時からいる家族と違い、自分の物言いや態度で、相手の心が離れていくこともあることは念頭に入れておきましょう。
何十年という長いスパンではなく、来年も一緒にいるために相手を大事にしていこう、といった短い期間の目標をたててみてはいかがでしょうか。